2010.10. 1 『怪盗グルーの月泥棒 3D』ジャパンプレミア決定!
世界初!
面積3.9km²、周囲12km、人口約570人の“式根島”にて、
世界一小さくて、世界一贅沢な3D映画のジャパンプレミアの開催が決定!
全米№1アトラクション3D映画&笑福亭鶴瓶、初上陸!!
全世界で大ヒット中のハリウッド製アトラクション3Dアニメ、『怪盗グルーの月泥棒 3D』のジャパンプレミアが、なんと人口約570人(平成22年3月現在)の、東京都新島村式根島で、10/10(日)に開催されることが決定いたしました。
東京から南に約160kmの場所に位置し、面積3.9km²、周囲12kmの式根島は、1703年の地震と津波によって新島から分離した離島で、大自然の恩恵を受けた美しい島です。
海中温泉や海水浴、釣りなどが存分に楽しめる式根島ですが、残念ながら映画館は存在していません。
そんな式根島に、『怪盗グルーの月泥棒 3D』ジャパンプレミアで、最先端の技術を駆使した全米№1大ヒット3Dアニメーション映画と、本作の主人公である怪盗グルーの日本語吹替えを担当して早くも話題となっている笑福亭鶴瓶さんが初上陸いたします。
また、今回のジャパンプレミアは、富士フイルム株式会社が提供を開始(2010年9月9日発表)した米国のテクニカラー社開発の「Technicolor 3D」システムを使用して上映するもので、既存のフィルム映写機をそのまま利用して3D映画の上映が実現されます。
この方式だと、劇場なども高い設備投資が必要なく低コストで3D上映が可能になるので、式根島でのジャパンプレミアのように、全国での3D映画普及に大きな影響を与えそうです。
実際に式根島でも、昔は16mmフィルムでの上映会を集会所で実施していたこともあったそうですが、今はもうずいぶん無いとのこと。隣の新島(人口約2600人)でさえ、毎年夏に子供たちを対象にした16mm映画上映会を式根島の子供たちも招いて開いていましたが、16mmフィルムの映画のラインナップは新しい作品も少なく、4年前を最後に開催されていません。
やはり、ここ式根島に住む方々は、映画を観たければ船に乗って東京まで行くという手段をとってでしか、映画にふれることが出来ないのです。
ジャパンプレミアの会場は、式根島中学校の体育館で、窓を暗幕で覆い、床にシートと座布団引きながらの鑑賞となります。
まさに移動映画館のようなスタイルで、年配の方々にはとても懐かしい光景が目の前に広がりそうです。
そして、式根島在住の12人の中学生、20人の小学生を筆頭に、式根島の全島民約570名に告知。
さらに当日は、自由参加と、まさに今までに例の無い国内初のジャパンプレミアが実現いたします。
体育館のキャパは、約250名。島民数の半数近いキャパで、当日はいったい何人の島民が集合してくれるのか? いまから楽しみです。
また、3D映画初体験の子供たちや、お年寄り島民たちの反応は? そして、鶴瓶さんの式根島上陸第一声は? 島民だけでなく、今から関係者一同も楽しみにしているジャパンプレミアです。
<式根島のみなさんへ――。>
今からどんな島なのか楽しみです。沢山お客さんが来てくれるといいですね。
だまされたと思って観に来て欲しい。ビックリしますから。(笑福亭鶴瓶)
“『怪盗グルーの月泥棒 3D』ジャパンプレミアin式根島”が、今回実現した発端は、すべてこの映画の持つ魅力から始まりました。
ユニバーサル・ピクチャーズらしいジェット・コースターのシーンなど、最新の3D技術によって生み出された奥行き感あふれる映像に感嘆した配給会社のスタッフによる、「映画館になかなか行けない人たちに、ぜひ最新の3D映画をスクリーンで鑑賞してもらいたい」という思いからでした。
そこに、既存のフィルム映写機をそのまま利用して専門レンズとシルバースクリーンさえあれば3D映画の上映が可能となる富士フイルム株式会社提供の「Technicolor 3D」システムの提供によって、大掛かりな3D映写システムそのものを運搬するのが困難な離島や山岳地域での試写も比較的簡易に実現することが判明。3D映画の大ヒットが話題に上ることの多い昨今、シネコンが乱立する都会と、映画館自体が近隣に存在しない地域の子供たちとの文化格差といった問題に一石を投じる機会になればと、さっそく配給スタッフがいくつかの地域に打診した所、式根島から「ぜひに!」と、快諾を得、実現の運びとなりました。
さらに、その式根島での上映会に、「面白い!」と賛同されたのが、なんと本作でハリウッド発の劇場3Dアニメーション日本語吹替えに初挑戦した笑福亭鶴瓶さんでした。
鶴瓶さん自身もまた、本作を鑑賞するまではそんなに3D映画に興味がなかったと本作の“吹替え完成報告会”などことあるごとに語ってらっしゃる通り、この作品の鑑賞から3D映画への認識が激変された方でした。そんな鶴瓶さんだからこそ、あまり3D映画が身近にない離島での上映会に賛同。
しかも、自分で舞台挨拶に行くのも面白いかもと、サプライズなアイデアが飛び出したことから、それならいっそこの式根島での上映会自体を、『怪盗グルーの月泥棒 3D』のジャパンプレミアとしてしまおうという大胆な企画が進み、この<世界一小さく、世界一贅沢>なプレミア試写会が実現することとなったのです。
本作のメインコピーは、“その奇跡は、ひとりじゃ起こせない。”。
まさに、そのコピーのような出会いや絆が、鶴瓶さんと式根島のみなさんを待ち構えているのかも知れません。
● 笑福亭鶴瓶コメント
式根島でのジャパンプレミア、面白い企画ですよね。
式根島には行った事がないんで、今からどんな島なのか楽しみです。
沢山お客さんが来てくれるといいですね。
僕も3Dでこの映画を観ましたけど、
若い方はもちろん、年配の方にも是非観に来てほしいですね。
3Dなんて・・・という方もいると思いますが、
この映画を観て頂ければ3Dの良さが分かると思います。
目の前まで映像が飛び出してきて本当にビックリしますよ。
だまされたと思って観に来て欲しいですね。
「僕」目的で来てもらっても構いません(笑)
最後は3Dにハマると思いますから。
10/29(金)、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー